Mリンの稲は立っとるで!
(香川県 有限会社ファーム寒川 圃場)
Mリン農法をはじめた理由
有限会社ファーム寒川の谷本代表は、「安心安全はもちろんのこと、お客様からまた食べたい、このお米じゃないと食べたくないと言われるような、味で評価されるお米を提供したい」と平成23年にMリン農法を取り入れ始めました。
- Mリン農法と慣行栽培で比較
Mリン農法を取り入れた初年度は、谷本代表管理の圃場2haでMリン農法を行い、慣行栽培との違いを観察されたそうです。
Mリン農法の稲作のポイントは・・・
①浅植えで開帳型分ケツを促進
②初期は、チッ素よりリン酸を優先した施肥で根づくりを最優先(MリンPKの元肥)
③早期の田干しで、土中の有害ガスを逃し、根腐れを防ぐ。チッ素優先施肥で、軟弱な分ケツを初期に多数とってしまう慣行栽培とは、方法が大きく異なります。
試してからじゃないと本格的には取り入れられない。
これも、栽培を真剣に考えて向き合うからです。
- Mリンの稲は立っとるで
Mリン農法を始められた平成23年は9月までに3つの台風が接近。
四国・近畿では甚大な被害が出ました。
多くの水田で稲がバタバタとなぎ倒される中、被害の程を確認すると・・・「台風で倒れてしもた~
でも、さすがMリンやな。Mリンの稲は立っとるで」慣行栽培の稲は倒れてしまいましたが、Mリン農法の稲は倒れなかったとのこと。
- また食べたい!そう思っていただけるようなお米を作るため
また食べたい!そう思っていただけるようなお米を作るため、
有限会社ファーム寒川では
引き続きMリン農法でのお米作りを実践されるそうです。お米の味も・・・
「美味しい!」
と、販売先のお客様から喜ばれたそうです。
- (有)ファーム寒川のみなさん
(有)ファーム寒川
香川県さぬき市寒川町神前2856-1
TEL 0879-43-1133