デンプン工場の生産能力向上
おはようございます。
あいさつは、笑顔で元気に気持ちを込めて。
今日も一日よろしくお願いします。
「美味しいエダマメはMリンで」がキーワードの新潟のとある種苗会社さん。
先日、そんな「笑顔で元気な」老若男女の生産者が集まり、新潟市内の種苗会社さんの直売所2階で「Mリン講習会」を行いました。
・病気が出て困る
・歩留まりが悪い
・美味しくない
・突然しおれる
・形が悪い
…いろんな「お悩み事」をお持ちとの事。
・天気が悪かった
・苗が悪かった
・肥やしが悪かった
・手をかける暇がなかった
…いろんな「言い訳」もお持ちとの事。
でも同じ条件下で、「うまくいく人」「うまくいかない人」がいます。
何故でしょう?
理由は、知っている事を、「やったか、やらなかったか」
「当たりのことだ!」「そんなこと知っているよ!」と言われている「光合成」。
「解りやすく」説明しました。
植物は光合成をします。
これを「デンプン製造工場」に例えるとこうなります。
「窒素」=工場の「材料」「原料」
「リン酸」=工場の「職人」
「カリ」=工場の「運び屋」
「マグネシウム」=工場の「機械」
「カルシウム」=工場の「建材」
そもそも、原料(=タンパク質の原料)が無ければ「製品(=デンプン)」は作れません。
もちろん、作る人(=ATP原料)がいなければ「製品」は作れません。
そうして、供給原料や出来上がった「製品」を根っこへ実へ運ぶ人(体内移動運搬役)も必要です。
それから、生産効率を上げる機械(葉緑素:クロロフィル)がないと生産力は上がりません
さいごに、生産能力を円滑促進する副材(植物細胞の接着、酸の中和)も必要です。
以下の2枚の写真(新潟イチゴハウス:越後姫)の、光の差!
でも、2枚目がMリン使用区です。比べると、品質◎、収量◎です。
主要3+2要素をバランスよく「効かせる」事が大事。
定説上、リン酸は一番効きにくいと言われる。
その「リン酸」を一般資材以上に飛躍的に「効かせる」技術がMリンにはあります。
だから、Mリンは長く愛され重宝されています。
「きっかけ」をお伝えし「問題解決」して頂くべくミズホ指導員は日々日本全国行脚しています。
あとは、自分で納得して、「選択」をしてください。
2016.04.22|ブログ
タマネギのトウ立ち
こんにちは。
先日、玉ねぎの産地に行ってきました。
今年の玉ねぎは豊作傾向。
ですが、すでにトウ立ちしてしまっているものも多数みられました。
↓の写真は5月に収穫予定の品種。
花芽が上がってきています。
トウ立ちは、後半に窒素をやりすぎていることが原因だとよく言われますが、
『老化苗』を植えることが最大の原因。
苗の段階で肥料切れにしてしまったり、定植が遅れてしまったりするとトウ立ちしやすくなります。
よく、『トウ立ちするから4月以降は肥料はやらない!』というお話を伺いますが、遅い施肥がトウ立ちの原因となっているわけではないのです。
玉の肥大期である今、MリンPKを効かせるととっても甘い玉ねぎになるので雨が降る前にぜひ施肥してみて下さい
トウ立ちした玉ねぎも美味しく食べられるのですが、市場には出荷できないそうで・・・
畑のまわりには出荷できない玉ねぎが山になっていました
よく苗半作と言われますが、玉ねぎにおいても健全苗づくりが秀品の収量に大きく影響を与えるようです。
2016.04.20|ブログ
定植時のひと手間~炭利用~
こんにちは。
今日は会社の圃場でミカン苗の植え付けを行ってきました
慣れない体力仕事で非常に眠いです・・・
さて、ミカン苗を植えるとき、バイオ健太クンの使い方で先輩からちょっとしたアドバイス
まず植穴にバイオ健太クンを入れます。
これだけでも効果はあるのですが、できればひと手間かけると更に効果が高まるそうです
上の写真のように、バイオ健太クンを入れた後で底土と混ぜ合わせる
こうすることによって土と馴染み根が張りやすくなるそうです。
そろそろ夏野菜の定植を考えている方も多いと思います。
野菜の場合は、植穴一つにつき、バイオ健太クンを一握り。
是非お試しください
2016.04.18|ブログ
新商品 『リーフアップ バリア』
熊本地震の報に触れ、被災地の皆さまへは、心よりお見舞い申し上げます。
テレビニュースを見るたびに地震の恐ろしさを痛感し、防災意識を常に高く持っていなければと考えさせられました。
とり急ぎ、今の私にできることといえば、募金と熊本県産農産物の購入と・・・、本当に本当に一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
ミズホでは本日、『リーフアップ バリア』の新商品を発売いたしました。作物の耐病性や耐虫性が向上し、高濃度の有機酸の効果で植物の代謝を促進することで、農産物の品質を向上させます。
詳しくはこちらをご覧ください
☞『リーフアップバリア』
2016.04.15|ブログ
ワタフキカイガラムシ
各地で桜の時期が過ぎようとしていますここ名古屋でも地面にピンクのカーペットが敷かれているところです散り始めが好きな私は、良いタイミングで花見ができなくて残念なところです
先日、ミカンの試験圃場に剪定の影響と葉面散布の効果を確認しに行ってきました。晩冬に強めの剪定をしたため、樹のバランスの乱れや根からの吸収養分の流れが大きく変わる可能性があるためです。内向きの下葉を処理したら、その上の枝の勢いがなくなったり、予想外の養分経路に変わり、勢いが落ちてしまったり反省は尽きません
現在は春芽が動き始めています。新芽なのか蕾なのかまだ分からないくらいの大きさです。
一般的な春芽の量がどの程度か把握していませんが、少しもっさりしているように思います今後の展開が楽しみな反面、どう管理していくか頭を悩ませているところです。
そんな中、記録のため写真を撮っていたら、写真の端に何か写っていました…
調べてみると、ワタフキカイガラムシに似ていると分かりました。この圃場では一週間前に防除を行っているとのことですが、効果がなかったのか、たまたま強い個体だったのか、圃場の隅で生き残っていました
防除等で樹本体は多少弱ります。そんな時はPフォスタとリーフアップV3の500倍混用で、作物の代謝を促進し、防除で疲れた樹を早期に回復させましょう
追伸(4/14)
昨日、観察しに行ったときにも、まだいました気付いたときに手で除去していきます
2016.04.13|ブログ
新入社員奮闘記2016 ~発芽試験~
おはようございます
週末に某桜の名所公園に行ったのですが、大半の花が散って葉が出ていました
前の週は7万人ほどいた花見客もほとんどおらず、平穏な公園の姿に戻っていました。
散り際の桜でも撮ろうかなと思っていたのですが、カメラの調子が悪く撮れませんでした
せっかくなので、満開時の桜を載せてみます。
某古墳
さて、先週の研究室ではコマツナを使って発芽試験を行いました
バクヤーゼ堆肥が完熟かどうかを確かめるための試験です。
シャーレにろ紙を敷いて「バクヤーゼ堆肥」の抽出液で湿らせてコマツナの種を50粒置き、
3日後に80%以上発芽すれば問題なしという感じです。
がその時の写真です。ちゃんと発芽しています。
50粒数えるのが大変でした
これをシャーレ10個分ですから
暖かくなってきて、また違った試験やらなんやらを覚えている途中の新入社員なのでした。
<m(_ _)m>
2016.04.11|ブログ