機関紙平成28年1月号を発刊!!
機関誌平成28年1月号を発刊 しました。
2015年12月18日に購読者に向けて発送致しました。
尚、到着には1週間ほどかかる場合もございます。
2015.12.18|NEWS
異常気象対策にはコレ!!
まずはこちらをご覧ください
桜満開です
これは春の写真ではありません
なんと今週会社に通勤するときに通る公園で撮った写真です
後ろには小さいですが紅葉したイチョウも写っておりなんともおかしな風景
たまに数輪季節外れに咲いている桜は見たことがありますが、こんなにたくさん満開状態なのは初めて見ました
1年に二回咲く「冬桜」や「十月桜」という桜もあるようですが、「冬桜」は白色、「十月桜」は薄桃色ですが八重桜なので今回の桜とは違うと思います
開花してしまったのは一日で夏、秋、冬が同時に来てしまったと言われた12月11日辺り。葉を落とした後に20℃を超える気温の日があったので、春が来たと勘違いしてしまったのかもしれませんね
それとは変わって今日は冬らしい気温の一日。今までが暖かかったので、とても寒く思えてしまいますが、やっといつもの冬が来た気がします
日本は四季があり、適期が来ると旬の物がおいしくなるのが良いところ。寒いのは得意ではないですが、作物のためにも、産業のためにも早く冬らしい気候で安定して欲しいと願っています
こんな異常気象が起こるようになって来てしまった今、ミズホ資材を使ってどのような対策をしたらよいのか・・・・
どどーんと纏めた機関紙「ミズホ」平成28年新年号が本日発送されます
難しい気候に対して、対応するためのヒントが目白押しです
頼りになる1冊ですので、ぜひご一読ください
2015.12.18|ブログ
【ダイコン】暖冬・神奈川三浦半島のMリンダイコン農家さんの声
関東エリア担当より、現地発信のブログでございます。
何かわかりますね。
そうです、。
ダイコンです。
まずは、当地域の作柄状況からレポート。
・9月上旬、長雨で定植作業がずれ込んだ。
・10 月、好天続きで生育があっという間に追いついた。
・11月 、降水量も多く、気温も高い日が続いた。
・12月、収獲繁忙期へ。大きな台風もなく、葉っぱも傷むこともなく、「旺盛な生育」となり、2Lサイズの発生 率が6割も出てしまうほどの「超・生育順調」。「秀品」も相場が安く「優品」に至っては出荷するだけ「箱代が赤字」になるので処分しなければならない程、「豊作」。関東産は、千葉を含め「量」が出ている。暖冬傾向で、全体的 には農家さんにとっては厳しい安価販売状況。
そんな時!
大事なのは、「歩留まり」です。
歩留まりは、「ロスを少なくつくる」も大事なことですが、収穫・洗浄時の「作業性」も大事です。
それを表す写真がこちら
↓
神奈川県三浦半島にて、今年初めてMリン農法・Mリン資材で、ダイコンを栽培して頂いている農家さんにて、湯夕方の「ダイコン洗い」の4コマ。
今回注目すべき「農家さんの声」は、
「ダイコンの肌がきれいだ」
「泥がすぐに落ちる、水槽が汚れない」
たしかに、水が汚れていません。収獲後の泥落とし作業が断然楽々なんです。
「チッソ過多」で肌荒れ、曲がりだらけで泥が落ちにいダイコンでは「後処理」も大変なんです。
そのほかにも…
「重量感がある」
「葉っぱができている割に、根(ダイコン)も太りがいい」
「温暖基調と、MリンPK効果で、例年になく肥料の効きが良かった」
「無チッソでMリンPKだけの畑では、生育が抑制されて、”ブレーキ”の効果を実感した」
との声も。
まさに、MリンPKの効果ですね。
「次は、もっと初期から肥大期にかけて、”Pフォスタ”を効かせて、葉っぱができすぎないようにしよう!」と3月まで続くダイコン栽培へ意欲もにじませていました。
相場が安いので、”笑いが止まらない”とはいきませんが、いろんな意味でMリンダイコン1年目、データ収集をとることが出来ているとのお言葉も頂戴しました。
栽培農家ゼロだった、神奈川県三浦半島でのMリン栽培。ここ3年前から、毎年少しずつ増えています。
ダイコン・イチゴ・早春キャベツ・小玉スイカ・大玉スイカ・メロン・カボチャ・ミカン・トマト、その他、たくさんの畑の野菜たちが三浦にはいます。
手探り状態から実感、そして確信へ。
「三浦Mリン旋風」が吹くも近い!
2015.12.16|ブログ
伊勢志摩はミカンも美味しい
おはようございます!
昨日は暖かい、というより暑かったですね。
いい加減に寒くなってもらわないと、露地野菜がどんどん大きくなってしまいます
むしろこの陽気だったら、今から種まきしてもトンネルなしで育つのではないだろうか?という勢いです
さて、先日ミカンの生産者さまを訪問しました。
場所はサミット開催で盛り上がる伊勢・志摩の近く。
伊勢・志摩は海産物のみならず、ミカンもとってもおいしい産地なんですよ!!
訪問先の生産者さまは、地元の高級ホテルにも出荷されているということで、
『(ミカンが)サミットの食事で出されちゃったりしますか~?』
などと、質問しましたら、
『サミットは5月だから。(ミカンの時期じゃないよ)』
・・・、情報収集不足で失礼しました。
今年は10月以降の雨で、ミカンの味がのりにくいのですが・・・
出荷時にはしっかりと味がのっていてウマイミカンに仕上がっていました。
さすがプロの仕事!
天候に左右されず毎年安定した品質を保つのに、MリンPKも一役買っています!
ところで、伊勢といえば、年中しめ縄をしている地域。
ミカンの産地でもあるからかどうかは分かりませんが、しめ縄にもミカンが飾られていました。
2015.12.14|ブログ
【キュウリ】ホウ素欠乏
おはようございます
前回のブログでもご紹介しましたが、11月の温暖な気候のせいで野菜の出荷量が増え、価格が大幅に下がっています
消費者には喜ばしい限りですが、生産者にとっては喜べない状況。
「豊作貧乏」です
しかしダイコンや白菜、キャベツなどの露地野菜と違って、ここ半月で相場が急上昇しているのがトマトやキュウリなどの果菜類
西日本の産地で10~11月にかけて大量に収穫していた分、「なり疲れ」で出荷量が激減してしまったためです。
なり疲れさせずに出荷できている人は・・・今頃ウハウハですね
さて、先日キュウリでウハウハな生産者をお邪魔しました
とれ過ぎて、なんと朝の0時から収穫しているそうです
「嬉しい悲鳴」ってやつですね!
さて、そんな絶好調な状態が故に困り事が。
ホウ素欠乏で、芯の部分がコルク状に褐色になっています。
実がなり過ぎて、養分吸収が追い付いていないのと、根が疲れてきてることもあるのでしょう。
即効的な対策としては、ホウ素が0.5%入ったリーフアップAの葉面散布(500倍)がおすすめです。
果菜類はたくさん出荷している時ほど次のことを考えた対策が必要になります。
液肥だけでなく、ぼかし肥(MB動物有機など)で安定した栄養分を確保しましょう。
さらに、根が疲れているので、サンレッドやバイオ根助を薄めで構わないのでカン水してやると、根の動きが活発になり、しっかりと養分を吸収してくれます
果菜類は、収量の波を作らないことが成功のポイントです。
ちなみに、野菜の卸価格の状況は「独立行政法人 農畜産業振興機構」が管理するサイトでも見ることができます。
「ベジ探」で検索してみてくださいね。
2015.12.11|ブログ
記憶に残る記録を
年の瀬も近づいて参りました年末に向けて何かと慌ただしい日々をお過ごしではないでしょうか。12月2週目に入ったにもかかわらず、名古屋では晴れた昼間はポカポカ陽気で、12月とは思えない暖かさです全国的に同様のようで、「高い気温と適度な降雨でダイコンが肥大しすぎて暴落傾向」とのニュースも見かけました普通の施肥では水ぶくれダイコンとなってしまいますので、高温で適度な降雨傾向の場合、最終間引き時と収穫一か月前に必ずMリンPKやPフォスタなどでリン酸を効かせて、締めたダイコンにしてください
(Web会員の方は施肥基準等をご覧ください)
さて、年末と言えば大掃除です最近の大掃除は身の回りの目に見えるものだけでは終わりません。仕事道具のパソコンの中身も掃除しなければ、気持ちよく新年を迎えられないですよねということで、少しずつ整理をしていたところ、古いけど面白い写真が出てきたので紹介したいと思います
まずはこちらの、何年前か分からないメロンの写真。
プロ農家の方には良さがすぐに伝わると思います。葉柄の角度が上向きで、葉もおわんのようになっていて受光体勢がとても良いです。下葉にも光が当たり、風通りも良くなり、良いことずくめの形になっています。葉も活き活きして見えますね
次は約20年前のレンコンです。
こちらも上向き・おわん型の葉で受光体勢バッチリ、その葉が畑一面にレンコンの葉は大きいため垂れてしまいがちです。ここまで立っているのはとても立派で、チッ素の効いている状態で適度にリン酸を効かせた結果だと思います
パソコン内の大掃除のはずが一転、良いMリン栽培の写真探しとなってしまったというお話
【追伸】
こちらも大掃除のときに見つけた写真です。社内の先輩に聞いても何の植物なのか判明せず…分かる方いらっしゃいましたら、是非ともご教授ください。おそらく東北方面の写真です。
2015.12.09|ブログ