機関紙平成27年11月号を発刊!!
機関誌平成27年11月号を発刊 しました。
2015年10月23日に購読者に向けて発送致しました。
尚、到着には1週間ほどかかる場合もございます。
2015.10.23|NEWS
みかんのでべそ
秋が深まってきて、紅葉を楽しみに出かける季節ですね水稲では刈取り後の一休みも束の間、次作に向けての残渣処理・土づくりに勤しんでおられるのではないでしょうか暦の上では、二十四節気の「寒露」、七十二候の第51候「蟋蟀(キリギリス)戸にあり」です。そして明日(10/24)から霜降となり、冬に向けて準備が整いつつある感じでしょうか
さて、先日ミカン畑に作業しに行きましたそこで見つけたミカン(宮川早生)の実が変なんです
ミカンのヘソ(ヘタ部分)が出ていますこれよりももっとデベソなミカンもあり、ミカンではなくデコポンじゃないかと疑うくらい立派なデベソでした。
ミカン栽培者に聞いてみると、「生りが悪いとこう(デベソに)なる」とおっしゃっていました。果樹で「生りが悪い」のは樹勢が強いということ。栄養生長と生殖生長のバランスがとれていなくて、栄養生長に傾いているのです。こんなときこそ、リン酸を効かせて生殖生長寄りにして、バランスを取るようにするべきでした
この実を食べてみると、ミカンの味はあるのですが水っぽく、糖度も9.9と低めでした逆に生殖生長に傾いて、とても多く着果した実は、小玉ですが酸味がしっかりとあり、糖度は11前後でした(お恥ずかしい数値ですが)。これらのバランスを取りやすいのがMリン農法です
効きやすいチッ素は常時吸いやすいようにして樹勢を高レベルで保ち、樹勢が強くなりすぎたときや、生育のポイントとなるタイミングにリン酸で抑える手法です。効くリン酸があるからこそ可能となるMリン農法、その真価をみなさんにお見せできるようにしたいと思っています
植物は手をかけた分だけ、しっかりと反応を返してくれます。その様子を見ながらいいミカンができるようにケアしていきます(3年計画で)
2015.10.23|ブログ
珍しいベニアミン
先日のミズホブログで登場した「ベニアミン」
本当に珍しい梨で、中国梨「ヤーリー」と洋梨「ヨシモト」との交配種とのこと。「ベニアミン」という名前は「優れた、幸運」という意味があるそう
岡山県の限られた栽培者様しか生産していないという一品です
だんだんと香りが強くなって来たので試食してみました
洋梨の滑らかさの中に、中国梨のシャリっと感・・・言葉で表すのは難しい食感です
そして甘くて芳醇ないい香り味わったことのない風味に驚きました
元々は保存性の悪かった「ベニアミン」
Mリン資材で保存性が上がったとのことそのようなご連絡を頂くと私たちも嬉しい限りです
珍しい梨「ベニアミン」見つけたらぜひお手に取ってみて下さいね
2015.10.21|ブログ
今年は石川県で開催!~ 第17回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会~
通りすがりの情報です。
「オレの米がイチバン美味い!」
お米を作っていらっしゃる方は、そう言います。
秋の土づくりから始まり、苗を育て、田植えをし、水の駆け引きをしながら雑草と戦い、落水・ガス抜きを行い、根づくり茎づくりで強い稲体を作り、ゲリラ豪雨にも、異常気象にも負けず、適期・適量、「効くリン酸」をしっかり効かせ、光合成能力を高めて、出穂期を迎え、秋の台風にも負けず、言うまでもなく倒伏しらずの、しっかりデンプンの詰まった「実入りの良い一等米」を、秋に収穫!
「おじいちゃんの米は世界で一番おいしいね!」と孫に言われる。
「〇〇さんのお米、また来年も食べさせてね!」と直売りのお客様に言われる。
これぞ、米作りにおいて、この上ない喜び!
…なんですが、現実は、なかなかそうはいかない。
「作る苦労」と「売る苦労」
せっかく「世界一だ」って言われても、買い手にそれを解ってもらうのは別問題。
売れないなぁと嘆くなら、おらがコメの評価をしてもらい、優位販売に繋げようではないですか!
・・・という主旨では勿論ありませんが、
全世界の米農家たちが、ご自身の自慢の新米を持ちより味を競う大会があります。
「米・食味分析鑑定コンクール」です。
米・食味鑑定士協会が主催するこの国内最大規模の国際大会は、毎年行われ今年で17回目を迎えるそうです。
この大会では、まず「食味分析計」でお米の成分を分析し、点数で表します。この点数の高いお米が「予選通過」し、最終審査に進みます。最終審査では、「お米のソムリエ」と呼ばれる「食味鑑定士」が、実際に味・香り・食感などを確かめて審査を行います。
機器の測定により算出された絶対的な数値と、お米のソムリエの舌による評価で、ここでの「美味しいお米」が決まります。
ちなみに、Mリンでお米作りをされている方も、(数多過ぎて名前をあげられませんが)たくさん「表彰」されていますよ。
今年の大会は11月22.23日に石川県にて開催。
玄米2キロと参加費用4000円を納めれば、誰でも出品・エントリー出来ます。
締め切りは、11月6日(必着)。
「これが全て」ではないですが、「いっちょ試してみるか~」っていうのも、それもまた一興では。
通りすがりの情報でした!
(詳しくは、当該HPおよびパンフレットをご参照ください)
2015.10.19|ブログ
品種別!りんごジュース
おはようございます。
やってきました!食欲の秋!
果物がおいしい季節。
ミズホにもおいしい果物情報が届いています!
さて、先日、岩手のりんご園様より新製品が届きました。
りんごじゅうす!
ただのりんごジュースではございません
なんと!品種別に作られているのです
今回頂きましたのは、「サンつがる」「サンふじ」「サンジョナゴールド」の3種類。
せっかくなので、3種類を飲み比べてみました
サンつがる : 酸味が少なく、甘口で飲みやすい。
サンふじ : 酸味と甘みのバランスがよく、ふじらしい良い香りが味わえる。
サンジョナゴールド : 甘みよりも酸味が強く後味がスッキリ。ふだん飲んでいるリンゴジュースの味に近い。
品種の個性が出ていて、どれも美味しかったです。
ジュースになっているので、食感抜きで純粋に味が味わえます。
品種によってこれほど味が変わるのか!とビックリでした
もし、贈答品にしたら、贈られた方は驚くこと間違いなし!です
2015.10.16|ブログ