苗づくりにお勧め資材
今日の日本農業新聞に『14年家計調査』の記事が載っていました。
記事によると、食料支出は微増したものの、米の購入数量、支出金額ともに減少していました。
農業に携わり、毎日3食、お米を食べている米好きとしては、何とも残念な結果です。
とはいえ、高品質のお米の需要が高いのも事実です。
ミズホは、農家の○○さんが作った美味しいお米を食べたら、もう他のお米は食べられない!と言ってもらえるお米作りを応援しています。
ということで、『苗半作』という言葉もあるように、美味しいお米作りに重要な『苗作り』のポイントは、3つです
比重の重いモミを選ぶ
薄まきにする(1箱当たり催芽モミ100~120g)
ガッチリ苗を作る
腰の低いガッチリ苗は、根張りが良く、太い分ケツを取ることができます。
ということで、『苗上手 ブレーキ』でリン酸効かせてガッチリ苗を作りましょう
2015.02.18|ブログ
土壌医検定試験!!
昨日の15日(日)、土壌医検定試験を受けてきました
検定を受けるミズホ社員は、名古屋会場の名古屋大学へ
久しぶりの大学の雰囲気と試験にドキドキでしたよ
本日会社で一緒に受けた社員と内容について話しましたが、
重箱の隅をつついたような内容と選択肢にたくさん惑わされ、
受かるか、落ちるか、結果が出てみないと分からないね・・・とスッキリしない感じです
出題問題を思い出してみると・・・
食品リサイクル堆肥に関しての選択問題
有効態ケイ素が米の収量や品質向上に効果を発揮する理由についての選択問題
石灰飽和度の計算問題
土性と性質についての選択問題
などなど、多岐に渡りました。
まだまだ勉強が足りないですねー・・・・
何はともあれ、試験は終わって気分爽快
試験準備で前日のバレンタインは何もできなかったので、今日は帰宅後チョコでも作りましょうかねー(笑)
2015.02.16|ブログ
雪が降ってるどうしよう…
そうだ講習会しよう!
暦上では立春となりました名古屋では日中暖かい日も多くなり、昼間だけは春の到来を感じられる日が増えてきました。ところで「小春日和」という言葉。お恥ずかしながら、春になる手前の時期・暖かくなりつつある時期のことを指す言葉だと思い込んでいました。本来の「小春日和」は[11~12月の初冬の暖かい日]を意味するそうですそんな「小春日和」改め春日和とは打って変わって、ちょうど寒波が来ている降雪日に、恵那市にて野菜作りの講習会を開催しました
来場していただいた農家さんに、いろいろお話を伺っていると、みなさん共通のお悩みは連作障害、次いで虫害でした連作障害は土壌の微生物バランスが崩れることで発生し、発生までの流れは以下のようになります
①栽培作物の残渣や排出物をエサとする微生物が集まります。
②同じ科の作物ばかり作っていると、集まる微生物が固定され、その他の微生物を抑えてどんどん増殖します。
③作物に悪影響を与える微生物の数が、良い影響を与える微生物よりも増えてしまうと、連作障害が発生します。
連作障害を改善するには、土壌の微生物種類を豊富にし、良い影響を与える微生物多くに棲んでもらうことが必要です。衆人環視で悪行を抑えるのと同じ考えですバクヤーゼKや新ぼかし大将など、良い微生物がたっぷり入った資材を使い、土作りをしながら微生物の補給を行いましょう
虫害では軟弱徒長の影響が大きいため、ガッチリとした防御力の高い作物を作ること・健康に育てることが対策となります。不摂生で新陳代謝の悪い人間が、病気にかかりやすいのと一緒ですね。作物でも人間でもそうですが、弱っている時には悪い虫が付きやすいものですからね軟弱徒長の改善にはリン酸を効かせ、代謝を高めることですリン酸には
講習会の帰り道、近くのMリンユーザーである棚田保存会の方のところにお邪魔させていただき、農業現場の有意義なお話を聞かせて頂きました。今年も様々なことに挑戦するとのことで、Mリンで後押しができるよう、ミズホもがんばらねば、と気を引き締めたところです
そんな中、雪で厚化粧をして出迎えてくれた棚田は、青青しい季節とは違う凛々しい姿で綺麗でした
この雪の下、バクヤーゼなど微生物がゆっくりと活動し有機物を分解しているかと思うと、微生物の凄さに改めて感心してしまいます
【追伸】本日2月13日は名古屋でも一時的に大雪でした
大粒の雪がしとしと降っていますが、まったく積もらないのが名古屋。雪が降っていても気温が適度にあるので、着地と同時に溶けてしまうのですバレンタインデーより前のホワイトデー。しかも積もらない雪とは、恋人たちにとってはいい演出となったようです
2015.02.13|ブログ
講習会 日程案内
講習会の日程を追加しました。
詳しくは、イベント情報をご確認ください。
http://www.mizuho.to/mizuho/eventinfo
2015.02.09|イベント情報
<余談> 復活の「じいじ」の野菜は、「とと」のおかげ
今朝も寒い朝ですね。「最強寒波襲来」とか。
思い出します一年前。
関東出張中、激甚災害指定となる大雪がありました。
収穫期間真っ盛りのイチゴハウスが倒壊し、筆舌に尽くし難いご苦労を沢山の方が味わいました。
早いもんで、あれから一年。
昨日行った展示会内講習会で、1年ぶりにお顔を見せてくださったおじいちゃん。
たった一日で、1年の苦労の成果分の収入を失った悔しさ悲しさ、再建までの道のりの険しさを思い「ミズホさん、もうやめるよ…」と電話を頂いたおじいちゃん。
じいじ:「おお、ミズホさん、太ったなぁ」 と、第一声 (笑)
ミズホ:「あ、ハイ(汗)… あれ、どうしたんですか?」
じいじ:「どうしたって、話聞きに来たんだよ」
ミズホ:「??」
じいじ:「孫がまた作ってって言うからさぁ」
お孫さん:「じいじの野菜はおいしいよ」「ととよりおいしい」
とと(お父さん):「おじいちゃんにはかなわないよ」
聞くと、おじいさんショックで寝込んでいたんですが、兼業農家の息子さん(おとうさん)が、米を作りながら、直売所に野菜を出荷しながら、お孫さんの声に後押しされ、以前より規模を縮小してハウスを再建されたとか。
イチゴ歴は長いのですが、Mリンに出会ってからは3年。お父さんのお米の味が変わってきたからと始めたMリン。
じいじ:「今年は苗作り頑張らなきゃなぁ。孫のためにまたお世話になるよ」
…豪快に笑うおじいちゃん。隣で微笑むお父さん。
お孫クン、キミの体は、じいじとととと、ばあばとははのおかげでできているんだよ。ととも、じいじに負けないお米と野菜をつくっているからね!
2015.02.09|ブログ
today 2月8日日曜日→展示会内の「健苗・育苗 講習会」 & 営農相談会
出張中のミズホ関東地区担当より、本日の「現地イベント情報」です。
昨日(2月7日土曜日)から二日間開催中の、ヤンマーアグリジャパン・鴻巣支店展示会において、1日2回、恒例のミズホ指導員による「ミニ講習会」を行っています。
今回のテーマは「健苗・育苗」。
苗半作と申します。
大きい苗がいい!と思っている方…いませんよね
ご自分で育てる苗も、購入苗も、毎年の天候・気温・スケジュールなど条件は様々。忙しさや観察不足からくる、わずかな「油断」で、今作の成果を大きく左右する結果になりかねません。
そこで、コメ作り・野菜作りともに、「苗」にまつわるタメになるお話、しています。
11:00~
13:00~
(ミニ講習会参加の方限定の健苗・育苗資料配布)
雨模様の埼玉地区ですが、お近くの方は、ぜひ、お越しください!
2015.02.08|イベント情報