米袋のデザイン
おはようございます。
先日、東海4県JA食の大展示会に行ってまいりました!
愛知・岐阜・三重・静岡の4県のJAが大集合!
自慢の農産物をPRしていました
お米ブースでは、4県のお米がズラリ!
コシヒカリでも、地域によってブランド名がついていたり、袋のデザインをかえていたり、で様々な種類がありました。
東海地区のお米がこんなにならぶことはないので、興味深々
自分だったらどんなデザインの米に手を伸ばすかな~?と、ワクワクしながら見ました。
ゆるキャラ風のデザインであったり・・・
職人気質(?)で真面目に作ったお米という感じがするシンプルデザイン
キラキラの高級感!
紙袋は高級米ってイメージもあります(これは米袋風の色なだけですが)
デザインによってお米の印象がずいぶん変わりますね。
とても勉強になりました。
2015.02.06|ブログ
食の大商談会 in 名古屋
こんにちは。
午前中、名古屋のマリオットアソシアホテルに行ってきました( ´ⅴ`)ノ
JR名古屋駅の真上にある、ちょっとお高いホテルです
ワタクシの結婚式?
ではなく、東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)のJAが中心となり開催した農産物の商談会です。
農産物を紹介したいJAや生産法人と、飲食、小売り、デパートなどとのお見合いですね
会場では詰めかけたバイヤーなどで、とっても混雑してました
地元テレビ局も取材に来てましたよ。
展示物は主に、お米、トマト、イチゴ、柑橘、お茶や、それらの加工品多かったように思います。
特にトマトとイチゴは多かったですねぇ
どのブースでも具体的に糖度を表示して、盛んに甘さを強調してました。
ただ。。。
Mリンの生産者を食べなれているせいか、どれも水っぽく感じてしまったのが正直な感想です(ボソッ。。。)
他にも、水分ストレスを与えすぎて皮が硬くなってしまっているトマトや、大きさに拘るあまり空洞ができてしまったイチゴなど。
もっと美味しくできるのにもったいない。
と文句を言いつつ、たくさん試食してしまいました
2015.02.04|ブログ
何だろう?ダイコンの黒いかさぶた
先日、先輩にくっついてSOSのあった三重県のダイコン圃場に行きました
ところで、ダイコンで思い出すのが、近年上映されたドタバタ時代映画のラストシーン福島のとある藩主が将軍に、領地で採れたダイコンの漬物を献上品として捧げます。それを食べた将軍は藩主にこう言葉を下します。「このような良いダイコンの取れる土は宝物じゃ。大切に致せ。とこしえにな。」現代への皮肉ですが、もう一度映画を観たいくらいです好きなシーンです
さて、話が逸れましたので戻します
SOSのあったダイコンを拝見すると……
農家さんに話を聞くと、このダイコン圃場は水分が多く、特にこの季節は毎夕方に雨が降るそうで、土が乾く間がないのだそうです水分の多い土壌ではカビ類(新鮮な有機物に寄生する)の増殖が顕著となります。
また、残渣や家畜ふんなどの有機物もいろいろ投入するそうですが、未熟有機物があると土中の微生物が勢いよく増殖するようになります
上記二つのことから、黒いかさぶたを作った原因はカビで、問題の根本解決には土壌の未熟有機物を分解することと、カビを抑えるため放線菌や細菌を増やし、数で圧倒することだと考えられます
とこしえに栽培できる土壌を維持するため、土壌の微生物補給を忘れないようにしましょう
2015.01.30|ブログ
アンモニア態窒素と硝酸態窒素
最近暖かいと思っていましたが、まだまだ1月。今日は寒くなりましたね
アメリカは大寒波により猛吹雪とのこと
そうなっているのも温暖化によって海水温があがっているのが原因のようです
地球に優しい生活を考えながら暮らしていかなければと痛感する日々です
さて、今日は窒素肥料についてのお話です。
Mリン農法はリン酸を上手く効かせることによって作物の生育調整を行いますが、
植物生育のアクセル役として働くのは「窒素」
アクセルあってこそのブレーキ役「リン酸」です
窒素には「アンモニア態窒素」と「硝酸態窒素」があります。
植物は種類によって「アンモニア態窒素を好むもの(イネやブルーベリーなど)」と「硝酸態窒素を好むもの(ダイコン、カブなど多数)」がありますが、多くの植物は硝酸態窒素の形で根から吸収します
硝酸態窒素はそのまま吸収されるので即効性があり、アンモニア態窒素は微生物による硝化作用によって硝酸態窒素に分解されてから作物に吸収されるので緩効性となります
さて、それでも作物に施用にされるのは「アンモニア態窒素(硫安や尿素など)」が多いです。
なぜでしょうか??
それは「硝酸態窒素」が雨などですぐに土壌から流亡してしまうからです
土壌は「マイナス」に電荷を帯びているため、「プラス」の電荷をもっている「アンモニア態窒素」は引き付けられて流亡しにくいのですが、「硝酸態窒素」は「マイナス」の電荷をもっているので土壌に引き付けられず、すぐに流れてしまうのです。
地下水の「硝酸態窒素」汚染の問題の原因の一つが化学肥料と言われるのも、流亡しやすくて植物が全てを吸収できないからなのです
「アンモニア態窒素」と「硝酸態窒素」を上手く使い分けて、地球と人間に優しい農業を
窒素を施用したときにはブレーキ役の「MリンPK」も忘れないで下さいね
2015.01.28|ブログ
あなたのキャベツの旬はいつ?
近頃は「野菜の季節感」がなく食卓に並びます。
地中海が原産の「キャベツ」。本来の「旬」は海洋性気候で栽培できる「冬」と言えるが、今では特定の「旬」は存在しない気がします。
全国各地の露地で栽培され、生育気温「15℃~20℃」を求めて栽培地は全国に移動。品種改良もあり、標高・地理的条件によって出荷時期は異なれど、周年需要に応じて出荷も平準化している。
ちなみに…大きく分けると「冬系」と「春系」。
「冬キャベツ」
年間を通して食べられる「冬キャベツ」。こちらは巻が「固い」のが特徴。葉に厚みがあるのでじっくり加熱して甘みを引き出す煮込み料理がおススメ。
「春キャベツ」
3月から初夏にかけて出回る「春キャベツ」。葉巻きが「ゆるやか」なのが特徴。味は瑞々しく甘みもあるのでサラダがおススメ。
「春」キャベツ(4月~6月)は、海洋性気候で冬も暖かい千葉県銚子地域が大産地。神奈川県三浦地域も春系。他に茨城県も。
「夏秋」キャベツ(7月~11月)の大産地は、群馬県嬬恋村。標高800~1400メートルの高冷地。3000町歩ものキャベツ畑が広がる。鮮度を保つため出荷前に予冷庫に入れ冷やし、保冷車で東西の消費地に運んでいます。他に北海道・長野が産地。
「冬」キャベツ(11月~3月)は、渥美半島に代表される愛知県東三河地域。文字通り、今が旬。おもな産地は、愛知・千葉・神奈川。
三浦半島では、この時期、ダイコンの間作で、「冬キャベツ」なのに、柔らかくて甘い「早春キャベツ」のが特徴。温暖な気候のお陰で、他産地が春キャベツとして栽培している種を、冬に作る事が出来る。そして通常の「春キャベツ」は柔らかさと甘みがさらに増しているという。
先週大雪の群馬県嬬恋地区を訪問した当地区の担当者。地元の農機販社を通じて、近年収量減収に悩む生産者から「土壌分析表」を預かり、「土づくり」や「肥培管理」について、アドバイスを求められました。
「病院」で風邪になったいきさつを根掘り葉掘り聞かれ「処方箋」が出るように、ミズホも土壌のお医者さんとして、薬は出しませんがMリン資材で、健全栽培・健康安心農産物が作れるように、最善の「処方」を提案します。
全国各地の皆様に、周年「旬」なキャベツを食卓にお届けできますように
2015.01.26|ブログ