ミズホのお仕事
これは、農文協が出版している、こども向け農業雑誌『のらのら』の春号掲載広告です
こちらの広告では、野菜を使った顔をシリーズ化していて、
ミズホ会員さんの畑で撮ってきた野菜の写真を切り抜いては
「ん~、こうかなぁ~」なんて頭をひねりながら作っています
実は、これを作った社員は、デザインとは全く縁のない素人なんです。
とりあえず、『出きることは自分たちで!』 をモットーに、
雑誌広告をはじめ、カタログやチラシなんでもガンガン作ります
農業の知識はもちろんですが、いろいろな事にアンテナを張り巡らしながら、会員さんにわかりやすい情報提供をと考えています
ミズホに対するご要望がございましたら、どしどしご連絡ください。お待ちしております
2014.02.19|ブログ
冬期の苦土欠乏には葉面散布がオススメ
こんにちは。
この週末はソチオリンピックが盛り上がる一方、
関東甲信では大雪に見舞われるという、大変な週末となりました
山梨では未だに多くの地域で孤立や、立ち往生が続いているようですね。
甲府盆地って、山だから勝手に雪が多い地域かと思っていましたが、
実は毎年雪が少ない地域らしいですね。
数日後にも雪の予報になっていますし、みなさんお気をつけください。
さて、こういう寒い時期には、作物の根の活動も鈍り、
さまざまな障害が発生します。
その中の一つが要素欠乏。
写真はトマトの苦土(マグネシウム)欠乏。
マグネシウムは作物体内を移動しやすいため、
主に下葉に症状が現れます。
症状としては、葉脈間の色が褪せてきます。
あまりに見事な(?)苦土欠なので、資料用に写真を撮ってしまいました
実はこの苦土欠乏。
単純に土の中の苦土が足りないと考えるのは早計です
先ほどもお話しましたが、根の活動が弱っているために
土の中に苦土があっても吸収できない場合があるのです。
苦土欠は、病気のように劇的な品質低下をもたらす訳でもなく、
下葉を取るケースも多いので、気づかない場合も多い症状です。
しかし、放っておくと、確実に1~3割の減収となってしまいます。
そんな場合は葉面散布がオススメ。
Pフォスタは、リン酸とマグネシウムを補給します。
また、根の活動促進には光合成細菌のサンレッド。
アミノ酸と一緒に使うと、更に効果が高まるそうです。
まだまだ続きそうなこの寒波
春が待ち遠しいですね。
2014.02.17|ブログ
妻沼名物!おおいなり寿し
こんにちは!
今日は2月14日。
チョコレートの日です!
しかし、全国的に雪の模様・・・。
ここ、名古屋でもめったに降らない雪が降り、通勤時間はやや混乱しておりました。
めったに降らない雪に気をとられて、チョコレートを持って来るのを忘れてしまいました
さて、埼玉県熊谷市の展示会に参加していた指導員より、おいしいお弁当の報告です
熊谷市妻沼(めぬま)名物! 『聖天寿し』 =おおいなり寿し です。
これは展示会を主催している販社様から提供されたもの。
現地では有名人気店のおいなりさんで、AM9:00開店でAM10:00には完売するという、超レアものです
わざわざ並びに行って、お弁当用に用意して下さったそうです。
レアものと聞くと、よりやる気が湧いてきますよね
(販社様の作戦かもしれませんが・笑)
やる気、Mリン農法のPRにも力が入ります
2014.02.14|ブログ
今年は全国的に雪が少ない
こんにちは。
東日本では大変な積雪となっているようですね
ハウスが倒壊したなんていうニュースも入ってきています
そんな豪雪にも負けず、この週末に関東出張中の社員が一人。
実は彼が行く先々で豪雪や豪雨が巻き起こり、
社内では「嵐を呼ぶ男」と言われております
実は、週末に雪が降るまでは、全国的に
「今年は雪が少ないね~」が合言葉になっていました。
新潟や東北などの豪雪地帯でも、今年は雪が少ないんだそうです。
積雪がないのは、生活にとっては便利なのすが、
農業にとっては必ずしも良いこととは限りません。
積雪は、土壌の保湿や保温効果があります。
野ざらしの状態での低温や乾燥は、土壌中の微生物を弱らせたり、
果樹などの永年作物では根を痛めることにもなります。
このまま何もせず、例年通りの管理では失敗する可能性大です
失敗しないためにも、春先にもう一度バクヤーゼKで土作りを行い、
微生物を増やしてあげましょう
「嵐を呼ぶ男」から届いた三浦半島のダイコン畑。
近年記憶にないドカ雪なんだそうです
2014.02.10|ブログ
土作りに石灰(?)
こんにちはここ、名古屋はお天気です。
現在、My畑で土作り中です。
米ぬか、発酵鶏ふん、バーク堆肥を入れて・・・
と、思ってバーク堆肥の袋を開けてみたら、堆肥とは名ばかりのほぼバーク状態。
心配なので、バクヤーゼをたっぷり入れて、週末にせっせこ耕しています。
耕していると、よく言われることが・・・
『耕す前に石灰を入れた方がいいよ』
石灰を入れろ!とはよく聞くけど、なんで?
疑問に思ったので調べてみました。
土作りの際に使用するバークや前作の残さなどは、酸性である場合が多いのだそうです。
また、日本の土壌は酸性になりやすい性質を持っているので、酸性になりすぎることも多いのだとか。
有機物の分解に働く『微生物』は主に、細菌と放線菌。
これらは、酸性よりも中性側でよく働きます。
・・・そこで、石灰でpHを上げて土作りを行うと、微生物がよく働くという理論だそうです。
そして、微生物の活動にはチッ素が必要なので、『石灰チッ素』がオススメなのだそうです。
が。
ちょっと待って
『腐食』は有機物が分解されてできます。前作の残さを分解するために微生物のチッ素が必要になりますが、有機物由来のチッ素でないと、腐食はできません。
化学性のチッ素では土作りの本来の目的は果たせないのです。
例えば、発酵鶏ふんの代わりに硫安を入れて耕したら・・・?
土は固いまま。腐食はできないのです。
石灰チッ素のチッ素は化学性。
土作りをして、腐食を高め、保水性と保肥性を改善したいという場合は、ちょっと不向きかもしれません。
家畜糞尿は弱アルカリ性です。
もちろん有機物ですし、発酵したものは微生物も沢山含んでいます。
ミズホとしては、土作りには定番の家畜糞の堆肥が良いと考えます。
土壌分析を行って、pHが極端に低い場合やカルシウムが足りなさ過ぎるという場合は石灰の出番です。
上手に使えば土壌改良材として働く石灰ですが、土作りで必須かというと・・・
どうしても入れなくてはいけないものではなさそうです
2014.02.07|ブログ