本格的な冬の到来~凍害対策は大丈夫?~
おはようございます。
先週から名古屋でもグッと気温が下がり、朝布団から出るのが辛い・・・
布団の温もりの魔力に負けてばかりのワタクシです
名古屋ではまだ氷点下までは行かないのですが、
東北、日本海側、山間部などは雪も降っているようですね。
ワタクシも先週の長野県出張で雪に遭いました。
冬用タイヤに交換しておいてよかったー
写真は雪とモモの樹。
冬で心配なのが果樹や野菜の凍害。
まだまだ冬が始まったばかり、と油断していると痛い目に遭うかも。
早めの準備と対策が必要ですよ。
凍害に遭いやすい作物というのは、体内の糖度が低いもの。
甘いジュースを凍らせた時のことを思い出してみてください。
凍るに従って、どんどん甘くなっていきますよね?
糖が多いほど凍りにくくなるのです。
MリンPKのリン酸は光合成を促進し、作物体内の糖分比率を上げる働きがあります。
試しに家庭菜園のハクサイやホウレンソウなんかで試してみるといいと思いますよ。
食べると甘く、肉厚な葉っぱになりますから。
落葉果樹の場合は、体内の貯蔵養分の量が多いほど凍害の被害が軽減されます。
しっかりお礼肥をやっていれば問題ないのですが、そうでなければリーフSGがオススメ
樹体を糖質でコーティングすることで凍害を軽減します。
急な寒波に慌てないためにも、事前の準備をしっかりしましょう。
ちなみに、今週の日曜は土壌医検定の試験日。
社員の半数近くが受験するので、社内には少しピリピリモードが漂ってます
みんな仕事に追われて勉強不足。
事前の準備の大切さを痛感してます
2013.12.16|ブログ
上品で甘~い庄内柿
おはようございます。
昨日までは人がおらず、静か~な社内でしたが、本日はほぼ全員が戻ってきてにぎやかです。
やっぱり、賑やかなのは良いですね。
そして、人が沢山いた方が暖かい!!
寒い冬には人が多い方がいいですね
さて、機関誌11月号でも紹介した「山形県庄内市の柿」ですが、
実物が会社に届きました。
機関誌を読んでいない方もいらっしゃると思いますので少々ご紹介。
こちらの柿園。
夏の長雨&大雨で池と化し、鴨が泳ぐほどだったそう
普通はそんなに雨が降り、水没して池となったら、生理落果して実が落ちる!良い柿はとれるはずがない!そうなのですが、
この柿は種無しの渋柿。アルコールで渋抜きをして出荷されます。
上品な甘さで何個でも食べられてしまうおいしさです。
柿はシャリシャリ食感が好きな人と、トロトロ食感が好きな人に分かれますが、この柿はトロトロ食感が好きな人向け。
持っても硬いような感じなのですが、中はトロットロ。
ツルリとした食感とのどごしがたまりません。
水に沈んでも収量を落とさずに美味しい柿となった要因の一つが、『バランスパワー』
チッソ、リン酸、カリがバランスよく配合されている有機入りの肥料で、生産者の方も、「バランスパワーで栄養がバランスよくやれたから上手くできたのかな?」とおっしゃっていたそうです。
柿を購入させていただけるということでしたので、1箱購入してしまいました。
トロットロで甘い柿。
凍らせて食べても美味しいそうなので
いくつかは、大事に冷凍庫で保管しています
2013.12.13|ブログ
現代農業~水口から肥料を流し込む?~
こんにちは。
今日のブログはちょっと真面目なお話です。
「最近ブログの内容がゆるいよね」と社内のお姉さんに突っ込まれたワタクシ
信頼回復のためにもカッコイイところを見せなければいけません
で、内容はというと、師走というのに稲作のお話です
現代農業の最新号(平26年1月号)に「流し込み施肥」の記事がありました。
流し込み施肥って何
簡単に言えば、肥料を水口から水と一緒に流す方法。
重い動散を背負って田んぼの中を歩き回る必要もなく、
高齢者でも女性でも誰にでもできる簡単な施肥方法です
詳しくはこちらでも説明しています。
http://www.mizuho.to/wp/wp-content/uploads/2013/07/2f1e70b6635cd54d7ad14cf3dd23116a.pdf
その現代農業の記事で気になった点が一つ。
記事中では硫安を使った流し込みが紹介されていました。
硫安を使うことは、コスト的にも安いし大変有効なんですが、
そのまま流しただけでは大失敗する可能性が…
硫安に含まれるチッ素成分は「アンモニア態チッ素」
水に溶けた状態ではプラスの電荷を持っています。
一方、土壌はほとんどの場合マイナスの電荷を持っています。
農業の世界では「陽イオン交換容量(CEC)」なんて難しい言葉で呼ばれることもあり、
土壌の保肥力を示す値として用いられたりします。
要は、チッ素と土壌はプラスとマイナスで磁石のようにくっつきやすいんです。
硫安だけを流し込んだ場合、全体に広がる前に水口周辺の土に吸着される可能性が高くなります。
土作りがしっかりできている圃場ほどCECが高く、全体に広がりません。
じゃあどうしたらいいの?
ということで、硫安を流す前にマイナスの電荷をもった成分を流してやります。
こうすることで土との間に膜を作ることができ、硫安が圃場全体に行き渡ります。
じゃあそのマイナスの電荷をもった成分って何?
ということでMリンPKの登場です。
MリンPKも流し込みが可能な肥料で、MリンPK中のリン酸は、水に溶けることでマイナスイオンとなり硫安と土壌との吸着を防いでくれます。
流し込み施肥を行う場合は、まずMリンPKを流し込み、圃場の3分の1~半分程度広がってから硫安を流し込むというやり方が必須です
現代農業の記事では詳しく書いてないだけだとは思いますが、
やってみたいな~って方は注意してくださいね
減反見直し、TPP問題….etc
省コスト化のために、元肥一発肥料を使う方、
逆に手をかけて食味を狙う方。
生き残り戦略は様々だと思います。
でも、こういった流し込み施肥も上手く使えれば、食味も省力化も両方実現できる可能性大です。
是非挑戦してみてください
2013.12.09|ブログ
タマネギ植えの手伝い
おはようございます。
年末です。
ただでさえ焦る季節ですが、ミズホ内ではいつにも増して焦りが見えます。
土壌医検定の試験が、刻々と迫っている~
営業部はほぼ全員が受けることになった検定試験。
クリスマスで盛り上がる12月の3連休の真ん中である22日が試験日です。
クリスマスや年賀状どころではなく、試験前の『何となく焦る』感でドキドキしています
・・・そんな中。
タマネギの定植のお手伝いをしてきました
タマネギの定植は、畝立てしてマルチをはったところに穴をあけて苗を差し込んでいくという方法で行いました。
昨年に引き続き、2回目の作業。
穴のあける道具がパワーアップして、張り切って植えてきました。
昨年のタマネギ定植用穴あけ機
パワーアップした今年のタマネギ定植用穴あけ機。
今年はコツをつかんで、ちょっとは上手に植えられるようになりました
農業をやるには、知恵と効率とスピードが必要
もっと、もっと色々なやり方を見て、勉強したいな~と思いました。
・・・でも。
まずは土壌医検定の勉強デスネ ガンバリマス
2013.12.06|ブログ