味覚に影響する食べ物
おはようございます 東海地方は梅雨明けしたかのような晴天が続きましたが、今日は梅雨空というか、台風の影響で雨風強いです 日差しによる暑さはなくなりましたが、湿度は高く蒸し蒸しとした不快感があります エアコンを適度に使って快適に過ごしたいですね
今日は味覚の方面からいくつかの植物を取り上げます
アーティチョークに含まれるシナリンは、舌の味蕾の甘味受容体の働きを一時的に阻害して、甘さを感じなくなります そのため、アーティチョークを使った料理を食べると甘さの丸みが取り除かれて、シャープな味わいになります しかし、次の食べ物を食べる時に、舌のシナリンが徐々に取れ、そのまま食べる時よりも甘さを感じるようになります デザートの前にアーティチョークを使った一品を食べると、デザートの甘さがより引き立つということですね
ミラクルフルーツ
西アフリカ原産のミラクルフルーツに含まれるミラクリンは、舌の味蕾と結合して、酸っぱい物を甘く感じさせます レモンをかじっても甘く感じるほどで、ダイエットに役立つと期待されています
ギムネマ
インド原産のギムネマに含まれるギムネマ酸は、舌の味蕾と結合して甘さを全く感じさせなくしますギムネマ茶がありますが、これを飲んだ後にケーキを食べると、粘土やマーガリンを食べているように感じます 試したくはないですが
この様に、味覚を騙す食べ物はいろいろあるので、皆さんも興味があったらいろいろと試してみてはいかがでしょうか
2018.07.04|ブログ
北海道発 夏は来るのか~
とうとう、1年の半分が終わりました
ちょうど1ケ月前、北海道の6月は気温が高く前半は30℃を超える日も、との予想でした。
確かに前半は天気も良く、気温も高かった。が、それも10日まで。
それ以降、日照不足で曇天が続き気温も上がらず、6月半ばになっても最低気温で5℃を下回る地域もありました。
雨は例年の2~3倍の降雨量がありました
当然、作物の生育には遅れが出ています
特に稲は田植え後、約1ヶ月になりますが、分ケツが進まず、このままでは出穂までに目標の茎数が確保できず収量は激減してしまいます。
今年は昨年より5日程田植えが遅かったのですが、昨年、同時期に比べ分ケツも遅れチッソが動いてない為、葉色が褪めています。
6月の末から気温は徐々に上がっていますが、7月に入って、今週も雨と曇りマークがビッシリと続いています。
そこで、MリンPKによる流水施肥の出番になるのです。
遅れている分ケツの促進と徒長を抑え固く締まった稲を作り、出穂までに茎数を確保してくるでしょう。
「流水施肥動画はこちら」
https://www.youtube.com/watch?v=cYbLIdfHQe0
または、不明な点は当社までお問い合わせください
2018.07.02|ブログ
美味しい贈り物
最近梅雨らしく蒸し蒸しとした天候が続いていますね名古屋も晴れると暑く、曇りや雨だと蒸し暑い状態です。南の方は梅雨が明けてきたようなので、名古屋もあと2週間くらいでしょうか。植物も病害にかかりやすい時期ですので、気を付けて下さいね
さて、ミズホにはお客様から美味しい贈り物が
アムスメロンとタカミメロンどちらも香りのよい緑肉のメロンです
メロンは皮の近くが固く、甘味が乗りにくいのですが、MリンPKやPフォスタを使うと、一般的に水を絞る栽培後期でも水を与えることができるようになるため、皮の近くまで柔らかくで甘いメロンができますよ
戴いたメロンも糖度16.5度皮の近くまですっとスプーンが通って美味しく頂きました
2018.06.29|ブログ
スリップス=アザミウマの害
おはようございます
急に暑くなりました
外での農作業は、くれぐれも熱中症にご注意ください。
さて、先日、変形果が沢山つくんだけど?とご相談を受けました。
写真のオクラであれば、低温や微量要素欠乏が原因とも考えられます。
が、まず最初に確認すべきは「花」。
花の中に小さな虫がいないか確認をします。
虫が潜り込んでいたら、それが原因。
スリップス=アザミウマです。
花に潜り込み、実に傷をつけます。実が大きくなるにつれて傷も大きく成長し、傷果となってしまいます。
ネギの大敵と言われているスリップス。
意外と様々な野菜や果樹につき、傷果の原因となります。
虫が来ないような栽培をすること。
窒素過多の生育では、虫がつきやすいので健全生育をさせること。
適時殺虫剤も導入すること。
などの対策で被害を減らすことができます。
ハウス等の閉鎖空間では、リーフSGの葉面散布でスリップスの害が減少したという事例がありますヨ
2018.06.27|ブログ
調節肥のススメ
宮崎県の生産者さんの圃場にて
もう既に出穂です
というのも、通常の田植えより2ヶ月以上早い、3月上旬に田植えをした早期コシヒカリ。
6月13日に出穂しました。
ちなみに出穂とは、読んで字のごとく、穂が出ることで、
通常は、5月田植えの8月上旬に稲の出穂期を迎えます。
Mリン農法では、出穂30日前の茎数目標は、
コシヒカリで1坪あたり1,200本。葉がピンと天をついきて硬く立ち、開帳型で株元まで光や風が通るのが理想的な稲の姿です。
反対に、過繁茂で葉色が濃く、茎が垂れて柔らかく、下葉が枯れ、株間が見えない場合、倒伏する危険性が高くなります。
そこで、効くリン酸『MリンPK』の出番
出穂35~45日前に調節肥で倒伏対策と茎数を確保します。
施肥量の目安は、MリンPK20~30㎏/反。
施肥後、5~7日で葉がピンと立ち、硬い稲に変化します
2018.06.25|ブログ