回復させるぞ!軟弱徒長のイチゴ苗
先日、 群馬県東毛地区のイチゴ圃場周りをしてきました。
ちょっとここまでの状況をまとめると…
(1)今年の7月下旬から8月ひと月の天候不順・日照量不足によって、イチゴ苗は軟弱徒長気味に。。。
(2)慣行指導では、「軟弱徒長の育苗後半=窒素切り生育調整」として窒素レベルを低下させ、結果として「心どまり」や「クラウンの不充実」を引き起こしがちに。。。
(3)去年のように秋の長雨が続くと「炭疽病」「うどんこ病」のリスクも高くなりがちに。。。
こういった「悪いサイクル」で定植時期を迎えてしまった方が今年は例年より多かった気がします。
でも、それを悔いても仕方ない。
イチゴの生長ステージは日々、次へ次へ。
じゃぁどうする?どう立て直す?
「苗質不良」「毛細根の根量」等もイマイチ?出遅れた?と思わず嘆き節…でも、
コッカラバンカイ!バンカイ!!
●定植後の「Mリン秀品イチゴ栽培」ポイント●
を書いておきます。
❶ 活着
❷ 根づくり
❸ 樹勢維持
健全な 根量・根張りの良さが、「収穫の谷」のない「連続安定出荷」につながります。
今こそ、しっかり健全な「主根・細根・:毛細根」を張ることが重要です。
ミズホ地区担当は、皆さんには
“「粘りある収穫」こそ、「初期の根張り」が、大事ですよ~” と 語り続けています。
※ 具体的な「基本の」一手 ※
・適度な土壌水分 = 「活着促進」には、土壌が乾きすぎないように。肩までたっぷり水を。
・確実かつ安定した活着 = 「バイオ根助(500倍液)」 を 5日に1度はチューブかん水または手かん水を。
・徒長STOP、耐病性強化 = 「Pフォスタ(500倍液)」 を3~5日おきに、葉面散布を。
・タイムリーかつ持続的な「高栄養補給」= 「アミビタゴールド(500倍液)」をかん水。月に1~2本程度を。また、「MリンPK液肥の素(500倍液)」を混用する事で、更なる健全な根づくりとアクセル(窒素)コントロールに。
知行合一! 善は、急げ!です。
Mリン(ミズホ)は、ピンチを救います。
2017.10.04|ブログ
北海道 とうとうやって来ました!
北海道に、とうとう奴らがやって来ました
9月28日、大雪山系黒岳では初雪が降ったようです
昨年より1週間ほど早い初雪となりました。
8月頃から気温の低い日が多く、稲の生育も遅れており例年なら9月20日前後から徐々に刈り取りが始まりますが、今年は作業が進んでおりません。
遠目でみると頃合いのようですが、近くで見るとかなり青米が残っています。
MリンPKを使っている田んぼでは、若干の遅れは出ていまが、すでに刈り取りが終わっていました
逆に果樹などは、気温の寒暖差で色艶もよく甘~いリンゴが生りました
2017.10.02|ブログ
サツマイモの食害
秋らしい季節がますます深まってきました地下鉄の駅からミズホ本社までの道のりにちょっとしたイチョウ並木がありまして、ぎんなんがコロコロ転がりながら独特の臭気を放っています。あの臭いに慣れるのはなかなか難しそうですところで、ぎんなんは秋の味覚の一つですが、食べ過ぎは食中毒になるそうなので、茶碗蒸しに一つ入っているくらいがちょうどいいのかもしれませんね
さて、ミズホの試験圃場は秋冬作の準備が着々と進んでおりまして、今圃場に残っているのはサツマイモだけとなっています。
このサツマイモ、序盤中盤と順調に育っていましたが、後半に入りかかった頃から葉に穴が開いているのが目立ってきました。
これまで原因となる虫が分からず、ちらほら見かけたバッタのせいかな、と思っていました。とりあえずサツマイモの代謝促進と害虫への嫌がらせも兼ねてリーフアップバリアを500倍液で散布していました。
先日、同じようにリーフアップバリアを散布していたとき、サツマイモの茂みの中から白い小さな蛾がいっぱい飛び立っていきました。きっとこの幼虫が原因だなと見当を付け調べてみると、「ヒルガオハモグリガ」にたどり着きました。
この「ヒルガオハモグリガ」は名前の通り、サツマイモなどのヒルガオ科の葉を食べて育つ虫で、8月以降に発生量が増えるとのことです。穴あき葉が目立ってきたのも、夏の盛り頃からでしたので、得心したところです
10月下旬以降の収穫に向けて様子を見ながら、リーフアップバリアや、リーフアップV2でヒルガオハモグリガの対策をしていきます。それと同時に、養分を素早くイモに流すためにPフォスタも散布して、イモの肥大を促進していきます
2017.09.27|ブログ
続バケツ稲
2017.09.25|ブログ