新着情報
イチゴの石灰欠乏
先週、関東地区の某所、イチゴ園にて。
一般的に言われている「暖冬」の影響で、「非・Mリン区」のイチゴは、徒長気味に生育中。
「花梗枝」も細いですね。
「味のり」「糖度」も今一つとの事。
もっと、果実のシマっている、糖度だけではなく、味の乗りが良いイチゴにしたいという生産者。
「MリンPK液肥の素」のカン水をし始めました。目的は窒素過多の解消です。
歩みを進めると、おやおや…
窒素過剰および、カリ過剰と若干似ていますが、石灰欠乏では新葉が淡色化するので見分けられます。
ちなみに…
<石灰欠乏が発生しやすい条件>は
(1)窒素過多や、カリ過剰で、石灰吸収が抑制される時。
(2)過乾燥条件になった時
(3)根の活力低下の時
です。
こんな時は、
リーフアップCa + Pフォスタ(各500倍液)の葉面散布をお勧めします。
速効的に、石灰の補給、窒素過多解消を行います。
そして、
状態を見て、リーフA液材(500倍液)の葉面散布をしましょう。
目的は、栄養補給とダニ対策にも効果があります。
それでは、今日は、さらっと失礼します。ごきげんよう。
2016.03.02|ブログ