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カンカン照りでも力強く育った白ナスの食べ方
夏が本格的にやってきました。夏野菜と言えばトマト、ピーマン、キュウリ・・・等々ありますが、今回は「ナスは紫」という常識を覆すちょっぴり変わった「白ナス」についてです。
畑は眩しいくらい日光が降り注ぎます。人間の身体の場合、日を浴びると日焼けをします。ガンの原因にもなる紫外線から体をガードするために色素を皮膚に作るのです。ナスも同様に紫外線を浴びると身を守ろうとして頑張ります。そして白ナスは普通のナスとは身を守る方法が違うようです。
普通のナス→皮に紫色の色素を作って紫外線をガード
白ナス→皮を分厚くして紫外線をガード
ただそのせいか白ナスの皮は少々硬いです。白い見た目も相まって買うのをためらう人もいるでしょう。でもそれは勿体ない!皮が分厚い分、成長とともに栄養素をどんどん溜めることができ、非常にジューシーな味わいになります。そのジューシーさから「トロナス」と呼ばれることもあるそうです。
そこで・・・今回は定番の焼きナスにしてみました。油でしっかりと皮に焼き目をつけることでかなり柔らかく皮を食べることができました。皮は食物繊維の宝庫なので食べられるのは嬉しいことですね。今回はシンプルに塩でいただきましたが、田楽みそ、しょうが醬油等も美味しいと思います。
カンカン照りの猛暑でも自分の身を守り、立派に育つ白ナスを是非ご賞味ください。