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今年は石川県で開催!~ 第17回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会~
通りすがりの情報です。
「オレの米がイチバン美味い!」
お米を作っていらっしゃる方は、そう言います。
秋の土づくりから始まり、苗を育て、田植えをし、水の駆け引きをしながら雑草と戦い、落水・ガス抜きを行い、根づくり茎づくりで強い稲体を作り、ゲリラ豪雨にも、異常気象にも負けず、適期・適量、「効くリン酸」をしっかり効かせ、光合成能力を高めて、出穂期を迎え、秋の台風にも負けず、言うまでもなく倒伏しらずの、しっかりデンプンの詰まった「実入りの良い一等米」を、秋に収穫!
「おじいちゃんの米は世界で一番おいしいね!」と孫に言われる。
「〇〇さんのお米、また来年も食べさせてね!」と直売りのお客様に言われる。
これぞ、米作りにおいて、この上ない喜び!
…なんですが、現実は、なかなかそうはいかない。
「作る苦労」と「売る苦労」
せっかく「世界一だ」って言われても、買い手にそれを解ってもらうのは別問題。
売れないなぁと嘆くなら、おらがコメの評価をしてもらい、優位販売に繋げようではないですか!
・・・という主旨では勿論ありませんが、
全世界の米農家たちが、ご自身の自慢の新米を持ちより味を競う大会があります。
「米・食味分析鑑定コンクール」です。
米・食味鑑定士協会が主催するこの国内最大規模の国際大会は、毎年行われ今年で17回目を迎えるそうです。
この大会では、まず「食味分析計」でお米の成分を分析し、点数で表します。この点数の高いお米が「予選通過」し、最終審査に進みます。最終審査では、「お米のソムリエ」と呼ばれる「食味鑑定士」が、実際に味・香り・食感などを確かめて審査を行います。
機器の測定により算出された絶対的な数値と、お米のソムリエの舌による評価で、ここでの「美味しいお米」が決まります。
ちなみに、Mリンでお米作りをされている方も、(数多過ぎて名前をあげられませんが)たくさん「表彰」されていますよ。
今年の大会は11月22.23日に石川県にて開催。
玄米2キロと参加費用4000円を納めれば、誰でも出品・エントリー出来ます。
締め切りは、11月6日(必着)。
「これが全て」ではないですが、「いっちょ試してみるか~」っていうのも、それもまた一興では。
通りすがりの情報でした!
(詳しくは、当該HPおよびパンフレットをご参照ください)
2015.10.19|ブログ