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過去の話し 【北海道だより】
先月、「北海道もようやく夏らしくなってきました。」と、お伝えしましたばかりですが、
7月中旬ころから、一気に気温が高くなり連日30℃超えの毎日です。
それでも、朝夕は涼しくなるから羨ましいと言われますが、
今年は朝夕もなかなかの暑さで、寝苦しい日が多いです
もう、北海道神話はなくなりました。
暑さになれていない我々にとっては過酷な夏となっております
先日、軟白ネギ生産者を訪問してきました。
定植してから30~40日程で、すでに古い葉からバタバタと枯れ始めています。
土壌環境と水不足によって根が弱っていると考えられます。
ネギは暑さに弱い作物なので、高温は大敵です
換気と水分補給は欠かせないので、カン水は必須になりますが、
根が弱っているので、根から葉の先端まで十分吸い上げる力がなくなっています。
ですから葉面からも養分を吸収させてあげましょう
葉面散布にはアミノ酸の液肥をお薦めします。
アミノ酸はエネルギー(糖質)を奪わないで作物内で消化してくれるので安定した効果が期待できます。
新しい葉まで枯れ症状が広がらないように、リーフA液材(アミノ酸)と同時にPフォスタ(リン酸)を葉面散布して、作物体の強化と多く展葉させ太く肉厚な葉を目指して下さい