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ぼっち。
どこかで見聞きされたり、ご存じの方はいらっしゃるでしょうか?(あ、「ぼっち」と言っても社内での私の事ではありません)
千葉市郊外の内陸部、八街市は、落花生の収穫量が日本一の産地 。その八街市で晩秋になると畑に現れるのが、この「ぼっち」。
土から掘って収穫した落花生の株を、逆さまにして1、2週間、畑で乾燥させます。これを「地干し」と言います。「地干し」の後に上記の写真のように円筒状に積み上げます。この積み上げられた落花生の山を「ぼっち」と言い、積み上げる事を「ぼっち積み」と言います。
積むときに木が湿っていると「ぼっち」の中で落花生の莢が「カビ」てしまいますので要注意です。そのため、「ぼっち」を積むときは晴天の日に行います。今年は結構秋の晴天続きで作業が随分はかどったと聞きます
落花生の株は、こうして 1ヶ月程この状態で自然乾燥する事で、豆の苦味が抜け、甘味と油がのり、コクと旨みが生まれ、あの「やめられない止まらいない」美味しさになります。
ちょうど、平成26年産の「新豆」の季節になりました。ビールのお供にいかがでしょう!
<余談> 家庭菜園でも比較的栽培される方が多い落花生。 ではなぜ、「落花生」というかご存知ですか? (解りやすい説明は→こちら)
POINTは、
①連作環境には十分気をつける、
②排水環境を良くしておく、
③開花前から莢の肥大期には、リン酸とカルシウムをしっかり効かせ、空莢(カラサヤ)にならないようにする、の3点です。
(オススメ資材は、MリンPKとリーフアップCaデスヨー)
是非、チャレンジして見て下さい
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