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サツマイモの食害

秋らしい季節がますます深まってきました地下鉄の駅からミズホ本社までの道のりにちょっとしたイチョウ並木がありまして、ぎんなんがコロコロ転がりながら独特の臭気を放っています。あの臭いに慣れるのはなかなか難しそうですところで、ぎんなんは秋の味覚の一つですが、食べ過ぎは食中毒になるそうなので、茶碗蒸しに一つ入っているくらいがちょうどいいのかもしれませんね

さて、ミズホの試験圃場は秋冬作の準備が着々と進んでおりまして、今圃場に残っているのはサツマイモだけとなっています。

このサツマイモ、序盤中盤と順調に育っていましたが、後半に入りかかった頃から葉に穴が開いているのが目立ってきました。

これまで原因となる虫が分からず、ちらほら見かけたバッタのせいかな、と思っていました。とりあえずサツマイモの代謝促進と害虫への嫌がらせも兼ねてリーフアップバリアを500倍液で散布していました。

先日、同じようにリーフアップバリアを散布していたとき、サツマイモの茂みの中から白い小さな蛾がいっぱい飛び立っていきました。きっとこの幼虫が原因だなと見当を付け調べてみると、「ヒルガオハモグリガ」にたどり着きました。

この「ヒルガオハモグリガ」は名前の通り、サツマイモなどのヒルガオ科の葉を食べて育つ虫で、8月以降に発生量が増えるとのことです。穴あき葉が目立ってきたのも、夏の盛り頃からでしたので、得心したところです

10月下旬以降の収穫に向けて様子を見ながら、リーフアップバリアや、リーフアップV2でヒルガオハモグリガの対策をしていきます。それと同時に、養分を素早くイモに流すためにPフォスタも散布して、イモの肥大を促進していきます

2017.09.27|ブログ,新入社員奮闘記,畑作

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