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トマトで感じた「野菜を苦手になる理由」

※ブログ更新が一日遅れました。誠に申し訳ございません。

 

今週は雨が続いて梅雨らしい天気ですが、先週までは梅雨の中休みと言いますか、35℃を超えるような猛暑日が続いていました。

気温が高い状況ではトマトがよく熟します。中には実が割れてしまうものも・・・。割れてしまったものは雑菌が繁殖しやすく日持ちしないことが多いので、すぐに冷凍するか、あまりにひどいときはその場で食べるかしなければなりません。

そんな木の上で赤くなったトマトは・・・味が濃い!!!甘味や酸味が詰まっているなあ、というのが第一印象でした。ただ、そのあとに食べたスーパーマーケットのトマトが水っぽく感じられてしまいました・・・。

なぜこんなにも違うのか・・・トマトの一大産地、熊本県を回る営業の方曰く、スーパーマーケットでよく見るトマトは大抵完熟ではなく、半分青い実の状態で収穫するそうです。そしてスーパーマーケットに来るまでの低温のトラックや市場でゆっくりと赤くなるそうです。同じ赤色でも木で赤くなると、木の葉っぱで光合成によって作られた糖分がトマトにいきわたりますが、木から採られてトラックに入っているときはそうはいきません。その結果、よく見るトマトは甘味や酸味が薄く、水っぽくなってしまうのですね。

熊本県から弊社のある愛知県まで輸送されるとなると時間がかかるため、完熟した日持ちのしないトマトを運ぶわけにはいきません。そのため青い実を収穫するのは仕方ないことですが、初めてトマトを食べるとき水っぽいトマトだとトマト嫌いになってしまいそうです。私はトマトは小さい頃から好きでしたが、ラム肉は苦手で北海道旭川市のジンギスカンの名店で初めて美味しく食べられるようになったので、「良い処理がされた食べ物」は好き嫌いを決める重要なことなのだとつくづく感じます。

トマトは家庭菜園でも人気の野菜ですが、子供の好き嫌いをなくす意味でも家庭菜園におすすめだと言えるのではないでしょうか?

 

2024.07.11|Mリン農産物,ブログ,畑作,野菜

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