名古屋市昭和区のミズホ社内の畑では現在、トマトを栽培しています。🍅やってみると色々わかったのですが、苗を植える前には色々手間がかかります。

まず支柱を立てて、トマトの苗が少しでも上に伸びていくように誘引しなければなりません。また写真のポットの土の上には白いものが見えますが、これは農薬です。農薬をまくときはその農薬の表示を見て、本当にトマトで使っていいのか、使うにしても何gならいいのかを確認します。農薬取締法ではこの基準に違反すると懲役か罰金になってしまうのです。一番大変だったのは雨除け作り。もしトマトにダイレクトに雨が当たってしまうと、様々な問題が起こります。トマトの木が水を吸い過ぎて実が破裂したり、雨の勢いで泥が跳ねて泥に潜む病原菌がトマトを苦しめたり、トマトのために与えた肥料が雨水で全て流されたり・・・。いいことがない！そこで雨除けは必須になるのですが、屋根を傾け、雨水が逃げる穴をビニールに空けておき、実際に雨水が逃げるか実験しないといけません。たまった雨水でビニールが破けてしまうと中のトマトが更に悲惨なことに・・・。トマトという作物を作る上で最低限抑えなければいけないことがたくさん出てきましたね。すべて記録して忘れないように作業しないと、トマトの完成というゴールにたどり着く前に、実がぐちゃぐちゃになったり、茶色になって枯れたり、逮捕されたり、屋根が落ちてきてトマトがつぶれたりといったことになりそうです・・・。（何て大変だ！）

このトマトにはＭリンＰＫを与えています。リン酸が良く効き、一杯実をつけることを願って、これから夏まで育てていこうと思います。