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レタスの軟腐病
おはようございます
梅雨が明けたのに長雨となりました。
雨が降り続けると発生するのが『病気』です。
現地指導に行きました際にも、病気が発生していました。
レタスが枯れています。
芯から腐ってきていることと枯れ方から軟腐病と考えられます。
軟腐病が最も繁殖しやすい温度は30℃前後。
夏作のレタスでは大変に出やすい病気です。
この病気のやっかいな点は、多犯性であることです。
レタスだけでなく、タマネギ、ニンニク、トマト、ブロッコリー、ハクサイ等様々な野菜に害を及ぼします。
そして、この病気が何より嫌われるのは・・・
病気になった株が とても臭い というところです。
臭いので処分するのもイヤになります。
ですが、この軟腐病の原因となる細菌は、ほうっておくと土の中にずっと残っています。
病害株は速やかにとって圃場外に出す必要があります。
土の中にも病原菌が残っていますので、バクヤーゼKで未熟な有機物をしっかりと分解し、良い微生物を増やして病気を予防していくことが必要です。