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ワタフキカイガラムシ

各地で桜の時期が過ぎようとしていますここ名古屋でも地面にピンクのカーペットが敷かれているところです散り始めが好きな私は、良いタイミングで花見ができなくて残念なところです

先日、ミカンの試験圃場に剪定の影響と葉面散布の効果を確認しに行ってきました。晩冬に強めの剪定をしたため、樹のバランスの乱れや根からの吸収養分の流れが大きく変わる可能性があるためです。内向きの下葉を処理したら、その上の枝の勢いがなくなったり、予想外の養分経路に変わり、勢いが落ちてしまったり反省は尽きません

 

現在は春芽が動き始めています。新芽なのか蕾なのかまだ分からないくらいの大きさです。

一般的な春芽の量がどの程度か把握していませんが、少しもっさりしているように思います今後の展開が楽しみな反面、どう管理していくか頭を悩ませているところです。

 

そんな中、記録のため写真を撮っていたら、写真の端に何か写っていました…

(始めて見る虫でちょっとテンションが上がったのは内緒です)

 

調べてみると、ワタフキカイガラムシに似ていると分かりました。この圃場では一週間前に防除を行っているとのことですが、効果がなかったのか、たまたま強い個体だったのか、圃場の隅で生き残っていました

防除等で樹本体は多少弱ります。そんな時はPフォスタリーフアップV3の500倍混用で、作物の代謝を促進し、防除で疲れた樹を早期に回復させましょう

 

追伸(4/14)

昨日、観察しに行ったときにも、まだいました気付いたときに手で除去していきます

2016.04.13|ブログ,果樹

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