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佐賀の新かんきつ、にじゅうまる

すっかり秋も深まり、駅からミズホ本社に向かう途中のイチョウ並木も黄色くなってきましたそのうちにあの匂いが漂ってくるかと思うと、楽しみなような残念なようなよく分からない感情になります

さて、一ヶ月ほど前に佐賀県のお客さんのところに行った際、佐賀県の新かんきつ「にじゅうまる」の園地を見ることができました。2020年からデビューの新品種で、今年で3年目となり、今年からまだ数は少ないですが購入することもできるようですね

さて、そのような新しい品種のため、栽培マニュアルは作っている途中で、現在は長年のかんきつ栽培の要領で育てている方が多いようです。その都度、成果の良かったことを各園地に取り入れているようで、この日も新たな成果を普及するためにJAの指導員さんが来られていました。

仕立てに関する新たな技術を導入するために、大きな枝ですが泣く泣く剪定してあります。新しい品種には試行錯誤がつきまとうのでしょうが、ここまで育ててきた側の意見もあり、なんとも難しい課題だと感じました。

剪定するとそれに対応した根の接続が切れてしまいます。そのため、発根を促して春芽を強くするために、気温のあるうちにMリンPKマグライトで樹を充実させるのが良策です真冬になると根の動きはかなり鈍りますが、葉面散布での栄養補給は可能です。さらに芽吹きを強化する総合的な栄養補給にはリーフLA500~800倍液の葉面散布がおすすめですヨ

2022.11.14|ブログ,時事,果樹

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