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倒伏予防で歴然の差!~他2本~

夏の盛りを過ぎましたが、まだまだ日中は気温が上がり外作業がつらいですねところで、愛知県においては今年は夕立が多い(私の子供時代と同じくらいの頻度)と感じますここ数年とほとんど夕立が無かったこともあり、逆に新鮮に感じますね。夕立でしっかりと降れば夜は涼しい、夕立が少しだけだと逆に蒸し暑くなる、などとこれまでは気にも留めてなかったことに気づきました何でも慣れてしまうとセンサーが鈍感になっていかんですね

 

さて、水稲の倒伏予防のため、カリの少ないMリンPKを自家配合して試用したお客さまから成果の写真をいただきました

水稲の第5、第4節間の写真ですが、MリンPK施用区と未使用区では、およそ2倍の長さの違いがありますもちろん倒伏に強いのは短い方で、短い方はMリンPK施用区になります。カリの少ないMリンPKとは、いわゆる20対1という配合で、過リン酸石灰と塩化カリが20:1という意味です。MリンPK20:1は弊社の工場で作っておりませんので、Mリンカリンを購入いただき配合してもらうしかありません。手間はかかりますが、その効果は上の写真の通りです。今年も昨年も後半の気温が高く、葉が伸び、節間も伸びやすい気候でした。倒伏でお困りの方、ホルモン剤を使ってまで倒伏予防をしたくない方、ぜひ来作はMリンPK20:1を自家配合して、倒伏させない稲作りに取り組んでみませんか

一つ注意点は、倒伏予防に特化したMリンPKのため、施用タイミングは元肥か調節肥になります。穂肥にはカリが少なくて適さないため、穂肥の際には通常のMリンPKを使用して下さい。

 

お次は冬春作のハウス果菜類の土作りの様子です。青枯れなど土壌病害に悩んでおられた方で、土を痛めない対策を探しておられました。今作からは、土を作りながら連作障害対策になるミズホ式土壌まるごと発酵に取り組んでもらっています

ミズホ式土壌まるごと発酵とは、土壌消毒とは異なり、有効菌も病原菌もどちらもいる土壌を作ります。ただし、有効菌の割合を圧倒的に多くし、病害菌を活動しにくくすることで予防する方法です。土壌病害が軽度~中度の所は土壌まるごと発酵をしっかりと実施いただければバッチリ対策できます重度の所は既存の土壌消毒も併用しながら土壌まるごと発酵を何作か実施して、病原菌の総数を減らしてから土壌消毒をやめる、という流れになります本当は谷の支柱の所もビッチリと被覆してもらいたかったのですが、来年の課題として改善していきます

 

最後はオマケの写真です。高架線の上に太陽光パネルが並んでますね。これ、どこで撮ったか分かりますか?

2023.08.28|ブログ,時事,畑作,稲作

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