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冬場の露地スナップエンドウ

早いもので、今年も残すところ僅かとなりましたね今年の冬は暖冬になるとの予想ですが、ここまででは定期的に来る強い寒波が「この冬は寒い」という印象を強くしていると感じます我が家の遅く定植したタマネギも全然伸びずに真冬を迎えてしまい、ビニールを張らないとまともな大きさに育たなさそうで…ただでさえやる事の多い師走に、更に仕事が増えてしまって参っていますとは言え、文字通り自分で蒔いた種なので、済ませることは済ませてお正月を迎えたいところです

 

さて、12月の上旬ですが、鹿児島の南の方で露地スナップエンドウの新規さんを訪問し、使い方や効果について確認し、次の対策提案を行ってきましたこの地域は春から秋の初めまでオクラ、秋から春先までスナップエンドウまたはソラマメを栽培し、一年中何かしらの栽培をしている地域ですミズホのある愛知県の露地スナップエンドウは、秋から初冬にかけて定植し、草丈30㎝程度で冬を越し、春から収穫するという作型なのですが、鹿児島でもとても温暖な地域では冬の間も露地で収穫できるということです。狭い日本と言われますが、環境の幅という面では非常に豊かで世界でも恵まれていると思いました

 

さて、こちらは元肥にMリンPKマグを2袋使用してもらった圃場です。順調に見えますが元肥から2ヶ月半経過している段階で、MリンPKの肥効は切れている状態です。生産者さんも普段のお世話でそれを実感しており、「種まき後の気温の高い時期は伸長を抑えていたが、最近ではその効果も見えなくなってきた。説明通り1ヶ月くらいの効きですね。」とのこと。

 

写真に上手く収まっていませんが、地際の方の節間の方が短く、草丈30㎝当たりの所から節間が伸び始めていました。だんだんと寒くなる時期ですので、MリンPKマグの効果が切れたことがはっきりと分かったそうです。12月以降は気温も下がり環境的に抑制がかかります。そのため追肥で窒素を入れるときに、その窒素の同化促進としてMリンPKマグを追肥してもらうように提案しました

 

こちらは別の方の圃場で、ここも元肥にMリンPKマグを使用しています。この方がMリンPKマグの効果を実感されたのは次のようなエピソードです。11月に極端に冷えた日があり、例年のこれまで通りの栽培なら確実に芯止まってしまうような状況だったそうです。ですが、MリンPKを使用しているため、初期の根張りと光合成促進により、スナップエンドウの炭素率が上がり低温に耐えられた、との感想です。訪問の時点では低温被害から復活し、また生長点の勢いが増してこんもりと茂っているのが分かります「こんなすごい肥料はもっと早く知っておきたかった」と、嬉しいお言葉をいただけましたこの方にも先ほどと同じように追肥の提案をしました。春までの収量をどんどん伸ばして「収穫が追い付かないよ~」とうれしい悲鳴を聞きたいものです

 

【P.S.】

お知らせにも記載してありますが、再度ご案内します。

令和5年12月29日(金)~令和6年1月8日(月)の間、年末年始のお休みをいただきます。ご不便お掛けして申し訳ありません。

上記期間中に頂いたお問合せ等は、1月9日(火)より随時対応していきます。

文末になりますが、今年一年も大変多くの方々に支えられて、皆さまのおかげで活動することができました。ありがとうございました。令和6年が皆さまにとって、昇り龍のように飛躍の一年となりますよう、お祈り申し上げます。それでは皆さま、良いお年を

2023.12.27|ブログ,時事,畑作

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