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堆肥作りのコツ

おはようございます。
いよいよ夏休みも終わりに近づいてきましたね。
まぁ社会人には関係ありませんがね

先日、来年の春夏作に向けて堆肥作りをするという生産者を訪問しました。
この方の材料は主にバーク(木クズ)・モミガラ・鶏糞・米ヌカ。
バークは23tも用意するんだそう
写真は約半分の10t分です。

バーク・モミガラ堆肥

堆肥は作物の出来を大きく左右する重要なものです。
一般的に、毎年露地で2~3t、施設で4~5tの堆肥を投入することが望ましいと言われていますが、手間や臭いの問題などで、入れなかったり、近くの畜舎から直接入れる方が多くなっています。

そこで問題となるのが、炭素率発酵度合
炭素率が高すぎると、窒素飢餓。
発酵度合が低く、未熟な状態では、根痛みや病気が発生しやすくなります。

作物作り=土作りといっても過言ではありません。
達人に言わせれば、土を見ればおおよその収量が分かるとまで言います。

○炭素率の調整
バークなどの固い材料を使う場合は、鶏糞などの窒素分を多めに入れましょう。
バーク1t当たり、乾燥鶏糞500kgほどが適量です。
モミガラ1tであれば、乾燥鶏糞200kgほど。
鶏糞が用意できない場合は、鶏糞100kgに減らして、足りない窒素分を硫安や尿素で補ってもいいでしょう

○未熟な発酵を防ぐ
発酵菌であるバクヤーゼで発酵させれば、素早く高温にすることができます。
また、さまざまな有効菌が含まれているので、豊かな微生物環境が病気の発生を抑えます。

堆肥の発酵には温度と時間が必要なため、早めに準備しましょう

2014.08.27|ブログ,農業技術

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