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徒長防止と次作準備

3月下旬から暖かい日が続いていましたが、ここ数日はちょっとした寒の戻りの様相。最高気温は平年よりも高いですが、最低気温が平年よりも低くなりそうです夜冷えるのはいいのですが、温度差が大きくなると結露から水分過多になりカビ系の病気の蔓延や、午前の急な温度上昇による徒長が起こり、生育が乱れてしまいます季節の変わり目は人間と同様、作物も体調を崩しやすいので、日頃から体力のあるガッチリ生育をさせて下さい。追肥でも効くリン酸資材MリンPKがお役に立てるはずです。

さて、4月中旬ともなりますと、東北では水稲苗作りが本格化し、九州施設園芸は後半に入ります。気温が高い2021年の春ですので、苗作りは徒長対策をしっかりとして、ずんぐりむっくりのガッチリ苗を作って下さい。水稲苗は苗上手ブレーキの200倍液を1~1.5葉期および、その一週間後の計2回散布し、徒長予防をして下さい。野菜苗は苗上手ブレーキの400倍液を子葉展葉後から定植まで、一週間間隔で散布して下さい。

苗上手で徒長を抑えた苗作り

 

九州の施設園芸では、今作の出来が凡そ見えてくる頃合いです。出来が良く収穫量が多い所では、地力を消耗しています。収穫残渣と共にバクヤーゼKをすき込んで土作りを進めて下さい。また、輪作しない場合は、連作障害対策が必須になりますし、出来が良くなかった場合は土壌環境のリセット及び微生物性向上を図ることが重要です。そのためにはMイーシーバクヤーゼを使った土壌まるごと発酵を行って下さい。土壌まるごと発酵は「青枯病の抑制」「根張り向上で冠水からの復活」など、様々な実績を上げている手法です。資材と時間の準備が必要なため、詳細についてはミズホまでお問合せ下さいね。

土壌まるごと発酵の様子

2021.04.09|ブログ,時事

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