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根洗いの効果―ピーマン
5月も最終週に入り、ミズホのある愛知県は雨続きの予報です気象庁も梅雨入り宣言したくてうずうずしているのではないでしょうか曇雨天が続くときはMリンPKの出番です曇雨天では光が足りないために光合成が進みにくく、窒素の消化が鈍ります。つまりデンプン不足になるのです。少ないデンプン量で実づくり、体づくり、根づくりなどをしなければならず、生育ステージによって様々な害が出てきます。収穫中でしたら実の品質低下(甘くない、おいしくない、棚持ちが悪い)、収穫前でしたら軟弱徒長(節間が伸びて草丈ばかり伸びる、葉が大きく薄くなる、新しい細かい根が出ない)などですMリンPKの発酵リン酸は吸収率が高くなるように処理されていて、曇雨天時に真価を発揮します。リン酸を吸収させて光合成を促進しますので、曇雨天でもデンプン合成を進められます梅雨入り前にMリンPK雨降り前の散布が特に有効なので、お持ちでない方は早めのご準備をお願いしますね
さて、ミズホでは昨年から「ミズホ式根洗い」を全国各地で提案していました。ハウス栽培も終盤に入りましたので、試してもらった所を回ってきました生産者さん曰く「初期から細かい根がブワーッと出てました。あと、去年まで青枯れが2,3本出ちょったですが、今年は1本もなかです。根本を見て下さい。チラシの写真まではなかですが、いつもより太く固く出来ました。」
毛細根を発達させながら、耐病性も高めつつ、生殖生長に傾け続ける技術が「ミズホ式根洗い」です今年の成果をもとに、もっと多くの生産者さんにお伝えしていきたいと思います