新着情報
禁止だと思っていました。
今年は夏の暑さで稲の生育が早く、稲刈りも早まっているようです。
雨が降らないので作業も順調に行われているようです。
そして、刈り取り後の風景で今年は特に多く目立っている『野焼き』です。
しかし、野焼きは法律で禁止されているはずなのですが、、、。
という訳で、ちょっと調べてみると、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で原則禁止とされていました
それでは何故燃やしているの???
よ~く見てみると、一部例外を除いてという文言がありました。
その中で、「農業・林業・漁業でやむを得ず行われる廃棄物の焼却」に当たるのです
ようするに農業に関して言うと、農業者の焼き畑や田んぼの畦草、稲ワラ・麦ワラの焼却などは例外として認められているという事なのです
目的としては、残渣処理や雑草種子の駆除、病害虫の予防・駆除、土壌改良など様々なメリットがありますが、煙や臭い、燃焼温度が200~300℃と低温なので、ダイオキシンなど有害物質の発生の原因にもなる可能性があります。
そして、火事が一番怖いので、風の強い日には行わずいつでも消化準備をしておく事が重要です。
また、例外とは言っても事前に最寄りの消防署や自治体に届けておくことが大前提になります。
遠くから見ると、一見ほのぼのとした風景の野焼きですが、現地では色々大変だという事が解りました。