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稲と鴨と

おはようございます 昨日は結構な雨で肌寒く、今日は一転快晴で蒸し暑いという名古屋です 今週は全国的に暑くなりそうですね

ちょっと前に、稲から大嘗祭の話を書きましたが、稲つながりでもう一つ 僕が学生の頃、合鴨農法を研究している研究室がありました 田植えの後に合鴨の雛を田んぼに放すと、雑草を食べてくれるので除草の手間が省けるうんぬんかんぬんという農法で、当時の研究発表を聞く限りでは、稲の出来はいまいちで、育った鴨はある日突然いなくなったとか 動物か人の仕業かは分かりませんが、僕の出身大学では放牧中の山羊が食べられるという事件も発生しているぐらいですので・・・

※合鴨農法の写真がなかったのでイメージ図です

ということで鴨ですが、埼玉鴨場と新浜鴨場という2ヶ所の鴨場というものがあります 宮内庁が管理しており、内外の賓客の接遇の場として使われています 野生の鴨を無傷で捕獲する独特の文化として残っています 鴨場は池と細い水路になっていて、まず青首アヒルを餌付けします アヒルに水路で餌がもらえると教え込み、鴨が飛来する時期にアヒルにつられて水路にやってきた鴨を脅かし、飛び立つところを大きな網で一網打尽という仕組みです アヒルは飛べないので、鴨だけ獲れるという優れた仕組み何ですね 現在では、捕らえた鴨には標識をつけてすべて放鳥しているということですあまり知られていないであろう、日本の伝統文化でした

2018.05.14|ブログ

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