今年は本州に影響のある台風は１個しかなく、我が家の夏野菜もやられることなく細々と続けられていますとは言え、台風10号襲来の時以外はほとんど雨が降っておらず、気温も高い日が続いていましたのでやせ細っていました肥料や水はしっかり与えていましたが、気温が少し落ち着いてきた最近になって、やっと勢いが出てきました。2022年のトンガの海底火山噴火で気温が下がるかも、と言っていたのはなんだったのか。蓋を開けてみれば今年は世界中で最も暑い８月、と言われているくらいです何にしても、これまでの作業暦を横に置いて、暑い夏を前提に畑回しを考えなおす時期になっていると思います

さて、今年は令和の米騒動などとテレビで騒いでいましたが、充実度などの内容はともかく、全体の収量的には豊作寄りの出来になりそうです続々と今年のＭリン水稲の情報が寄せられていますので、一部ですがご紹介します

こちらは岡山県の中山間地のＭリンコシヒカリです穂が立派ですねこの方はMリン稲作のベテランさんで、毎年安定して良食味多収穫を実践している方です。安定していることが買い取り業者からの信頼を集める要因になっているようです

こちらは熊本県の平野のＭリンヒノヒカリで、今年からMリンに取り組んでいるところですスーパーＭリンＰＫとソラリンを使って、その効果を確かめてもらっていますソラリンは空散用のリン酸マグネシウムの葉面散布材です。特徴は、農薬１剤（乳剤除く）と混用して散布できることです。ドローンなどで農薬を空中散布する時に混ぜて、ついでに散布することで登熟促進、粒張り向上、高温障害対策（シラタ予防）になる、とっても楽チンな資材です散布で楽をしてもらっても、しっかりと成果につながることをこの先確認する予定です。いやぁ、毎年のことですが収穫前は楽しみですね