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2017年のオクラは芯止まりが早い

おはようございます。

梅雨は明けましたが、雨が降ったり止んだり・・・
ちょうど早生系のイネは出穂期を迎え、受粉できるのかな?と心配です。

さて、先日オクラの生産者様を訪ねました。

『今年は背が低いのに、もう芯止まりし始めて・・・』

 

芯止まりとは、樹のてっぺんで花が咲き乱れてしまう状態。こうなるとこれ以上は樹が伸びませんので、収穫は終わりとなってしまいます。
側枝を伸ばせば、また収穫できるようになりますが、1ヶ月ほどブランクが空いてしまいます。

さて、写真の状況は、葉っぱがとっきんとっきんで、これは窒素不足状態

ただし、「窒素肥料を入れて下さいね~」では済まされない状況が、今年はあるんです。

その原因が、『空梅雨』

梅雨入りしてもほとんど雨が降りませんでした。

栄養分は水に溶けてから吸うことができるようになります。

水がないと肥料をやっても、効かせることができないのです。

さらに、乾燥によって根が弱ってしまいます。そして、さらにさらに栄養分が吸えなくなってしまうのです。

 

今年はオクラの産地である高知県でも、このような状況が散見されるそうです。

そこで、対策は・・・

根を活性化させる 「サンレッド」

液体のアミノ酸態窒素で即効的に吸収される「アミビタゴールド」

2種混合が、とても良く効きます

今年はMリンPKで抑えるのではなく、窒素を上手に効かせることが収量に影響しそうです。

 

2017.07.28|ブログ,畑作

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