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珍しい植物

宮崎市内の圃場にて

上の写真の植物をご覧ください。さて何を栽培しているでしょうか

見たことがあるような、ないような・・・

正解は、タバコの葉です

植物のタバコ(葉タバコ)はナス科の植物で、ナス、トマト、ジャガイモなどと同様に

原産地はアメリカ大陸で、世界各地で栽培されています。

日本でも全国各地で栽培されており、中でも九州や東北で多く栽培されています。

葉タバコは成長すると、なんと2mほどの巨大な株になるのに対し

種(種類にもよりますが)は非常に小さく直径0.5mm程度とかなり小さめです

葉タバコの栽培には、日照、通風、水はけのよいほ地が良いそうですが

土壌は黒ボクから砂土まで様々な土地で耕作可能とのことです。

タバコというと、いいイメージを持たない人も少なくないと思いますが

葉タバコには「ロリオライド」という天然成分が含まれており、

それが植物の持つ害虫抵抗性を高めることで、害虫被害や病害を防ぐ機能をするそうです

また、内部で共生する微生物「細菌エンドファイト」というカビ菌が毒素をつくらずに

植物の免疫力を高め、生育を促進し、環境ストレス耐性を高める働きをするそうです

今後、植物のタバコには喫煙用以外に、新たな使い道が増えていくかもしれませんね。

2021.06.21|ブログ

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